自前ブログを5年ぶりに持ってみて

このサイトが完成してから2週間ほどが経った。レンタルサーバーを契約してワードプレスで自分のためのサイトを立ち上げるのは、5〜6年ぶり。まだまだはじまったばかりでどうなるかわからないが、今のところは「自分の家だなぁ」という感覚があって心地よい。

運営方法として意識しているのは、

  • 更新ペースは気分
  • 内容はなんでもOK
  • 投稿してもツイートしない
  • これで生計は立てない

の4つである。

特に3つ目がぼくの中では重要で、記事を投稿してもツイート(SNSはツイッターしかしていない)しないことで、更新ペースを気にせずに済んでいる。

というのも、その日の気分で3〜4本記事を投稿することもある。投稿したらツイートで「更新しました」とお知らせするとなると、なんか「1〜2記事くらいにしておこうか」と抑えてしまいそうである。

だから、1つ目の「更新ペースは気分」と3つ目の「投稿してもツイートしない」はセットである。かつ内容はなんでもいい。なんでも投稿できるようなカテゴリも設定してある。

他者を意識しないことの気楽さ

今まで何度かブログ運営はしてきたけど、3つ目を実行したことは一度もない。今回が初めてである。これがまぁなんと気楽。マイペースに好きなことを書けている。

「誰かに読んでほしい」という気持ちはもちろんあるのだが、4つ目の「これで生計は立てない」の通り、稼ぐことが目的ではない。一番大事なのは、アウトプットしたいものをマイペースに落とし続けること。これは自分の家の外観や内装を、誰のためでもなく、自分のためにちまちまとアップデートしていくのに似ているかもしれない。

たぶん、記事の更新をツイートでお知らせしはじめたら、そこから他者を意識しはじめて、「今日も書くぞ〜」と張り切ったり、「う〜ん、今日は何を書こう。連続投稿が途切れちゃう」と萎えたり、自分のぺースが崩れていくんだと思う。

以前に記事でも書いたけど、このブログは趣味だから「楽しい」が優先である。もっと言えば「気楽」「マイペース」。まぁ「読まれたい」という承認欲求的なものはもちろんあるのだけど、それは今まで何度もやってきたことだし、今回はじめてSNSを活用しない形とした。

日々の暮らしへの影響

自分のブログをまた持つようになったことで、写真を撮るようになった。「ブログで使えるかも」という気持ちでたまーに撮っておくようになった。

最近SNSをあまり使わないから、写真も撮ることが少なくなっていた。友達と食事に行って、料理が届いたらそのまま食べはじめるし、「いい景色だなぁ」と思っても、撮って1〜2枚という感じ。

良い悪いは別として、ブログという自分のアウトプット場所を持つようになって、なにか考え事をしているときに「記事にするか」となることが出てくるようになった。

本を読んだら感想を書くだろうし、映画だってそう。日々消費しているコンテンツを消費で終わらせるのではなく、なにかしたらのアウトプットに繋げるようになることは、良いことかもしれない。

初めて「記事がたまってきたら、読み返すかもな」という、ログ的なものとしてブログを書いているかもしれない。オープンではあるから読まれたら嬉しいけど、それ以上にマイペースに書き続けることが大事。自分好みの時間の流れをつくれていることが、心地いい。

yoshikazu eri

当サイトの運営人。大阪生まれ千葉育ちの87年生まれ。好奇心旺盛の飽き性。昔は国語が苦手だったが『海辺のカフカ』を2日間で読破した日から読書好きに。気づいたら2時間散歩している。

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