選択と集中と補佐官

昨日、ツェッテルカステンを実践しているObsidianにて、ノートをランダムに表示する機能を追加した。コミュニティプラグインである Smart Randon Noteで実現できた。これで、特定のフォルダ(ぼくの場合は文献ノート)内にあるノートをランダムで表示できるようになった。

どんどん増えつづける文献ノート(=インプット過多)であったのだが、このランダム表示機能によって「増えつづける」ことにすこし意味が加わったというか、インプットしつづける罪悪感がへった気がする。

ということで、今日はランダムに出したノートをもとに、適当に書いていこうと思う。まだノートは表示させていない、これからランダムをポチっとする。

では、ポチ。

人間の個別能力にどんどん対応する〈弱いAI 〉
2022年から100以上のAIツールが誕生、自然言語で処理できることで専門家ではなくてもAIが使える時代がはじまった。例えば、文字/画像/映像認識は「目」、音声認識は「耳」、音声発話や口を動かすのは「口」、要約や場面理解は「理解」、感情認識や表現は「表情」、絵/映像/UIをつくる・アイデアを出すは「創造」、質問回答やコード生成は「知識」、UIの操作は「操作」など、弱いAIがどんどん増える一方である。

レファレンス:【AIではなく、AIに精通した人が仕事を奪う】NVIDIA社長の予言/AIとDXの違い/経営者こそAIを理解すべき/AIが振り込め詐欺を行う/天才の重要性が増す【Kaizen Platform 須藤】

おお、AI系のやつか。しかも文献ノートのフォルダでは書籍からのものが圧倒的におおいのに、 YouTube動画からのノートときた。

さて、カフェにきてモーニングも食べた。考えてみるか。

— ☕️ —

まず「弱いAI」とあるが、「強いAI」「弱いAI」はAI系の情報をほるとよくでてくる単語で、前者が「人間のように振るまうAI」、後者が「特定の用途のタスクをこなすAI」という感じである。

想像してみるとわかるが、現代は「弱いAI」が爆発的にふえていて、ドラえもんみたいな「強いAI」はどうやったらつくれるのか、いつ誕生するのか、みたいな印象である。ちなみに、「強いAI」はAGI(Artificial General Intelligence、日本語で”汎用型AI”)とも呼ばれるようである。

ということでさきほど引用した文献ノートの内容は、特定のタスクを遂行する「弱いAI」がいまたくさんあるが、それって人間の臓器(目、耳、口)であったり能力(表情、創造、知識)にあてはめることができるよね、みたいな内容である。

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そもそもAIが爆発的に広まったひとつの要因として「自然言語」という、プログラミング言語ではなく普段つかう言葉でAIを動かせるようになった、というのはよく聞く。

AIの進化によって知的作業が中心のホワイトカラーの仕事が奪われる、とは言われたりしている。そこにはライター、イラストレーター、動画クリエイター、モデル、ナレーターなどが含まれていたりするそうだ。

この「奪われる」というのがどの程度の幅なのか、というのはあるかとは思うし、これはどちらかというと「一部の仕事をAIにやってもらえるようになる」という前向きな見方もできる。むしろ、そっちの視点のほうが大事なんじゃないかと思う。「弱いAI」はCopilotで、あくまで補佐官のようなものである。

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目、口、耳など、人間の一部の能力をAIがになってくれると考えたとき、人間がやるべき、というか集中すべき、発揮すべき領域は「直感」「感情」ということになるのだろうか。

直感というものはまだ完全に解明されていなそうだし、人間の感情だって不合理であんまりよくわからなかったりする。ここをアルゴリズムにするのはまだ難しそう。

考えてみると当たり前のことなのだけど、ある能力を高める必要がなくなると、そこに費やすはずだった時間をべつのことに投下できる。「弱いAI」を活用することで、人間が「選択と集中」をできるようになるってことだろうか。

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うーぬ、うまく頭がはたらかん。なんかAIに関する既存の知識と視点をはき出したみたいになってしまった。しかも、あんまりぼく自身もわかっていない。よくわかってもいないのに「仕事が奪われる」なんて表現を使うのは、不必要な煽りのような気もしてきた。あくまで「そう言われているし、そうかもしれない」程度の話なのだけど。

中身があるようでない内容になってしまった。今日はついにスーパーマリオを観にいくのだ。ひょっほー

※サムネはUnsplashより

yoshikazu eri

当サイトの運営人。大阪生まれ千葉育ちの87年生まれ。好奇心旺盛の飽き性。昔は国語が苦手だったが『海辺のカフカ』を2日間で読破した日から読書好きに。気づいたら2時間散歩している。

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