フローと時間帯

1日の流れのなかで、人それぞれ気分の波というのがあるのかもしれない。朝起きたとき、お昼前、昼食後、夕方、日没後、夕食前、寝る前の気分。

「気分」というのが適切な言葉かわからないけど、そうだな、「心の形」としておこう。エド・シーランで「Shape of You」って曲があったっけな。関係ないけど、ん、関係あるのか。まぁいい。

というのも、昨夜の夕食後、夜9時くらいだろうか、なんとなくBlenderを触りはじめたら、気づくと11時近くになっていた。お昼にも触っていたのだけど、なんだか気分が乗らなかったのに。

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ぼくにとってのクリエイティブな時間は、夕食後なのだろうか。

うーん、でもこうやって文章を書くのは朝がいい。そこには「書いて、吐き出して、スカっと1日をはじめたい」という、朝のジャンプスタート的な意味合いがあるのだと思う。

じゃあ夜は、どんな気分なんだろうか。

まず、僕は朝にかるーく食べて、夜にいっぱい食べるから、ほぼ1日1食みたいな生活だ。お腹いっぱい食べるとエネルギーが消化に持っていかれて、なんにもしたくなくなる。それは避けたい。なんにもしたくない気分になっていいのは寝る前くらいだ、という感じである。

言ってしまえば、この「どうでもいい」気分のタイミングでBlenderを触ったのだけど、これがよかったのだろうか。

考えてみると、午前中や午後以降は「いま何時だ」と時間を気にして過ごすことが多い気がする。でも、夕食後はそんなことはない。

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「あ、もうこんな時間だ」というのは、そうだな「こんな時間だ現象」とでも言っていこう、ある意味でフロー状態であり、クリエイティブな時間としてはなかなかの理想である。時間を忘れての創作、すばらしい。

これに近い状態に昨夜なったから、ふと「夜の作業はいいかもしれんぞ」と。

他にも要素はありそうで、昨夜は一服していたときに「Blenderやるか」と思いつき、そのままPCに向かったから、この欲求に逆らわずに行動したのもよかったのかも。ここで「そろそろ寝る時間だ」と理性が働いていたら、また違っていた。

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こんな感じで、この作業はこの時間帯にやるといい、みたいな自分なりの方程式を探ってみてもよいなと思った。

その場で「やりたい!」と欲求が生まれたときは、そのままやるのがいいんだろうけど、「毎日やりたいな」という一種の義務感を抱えた上での行動もあったりする。やらなくてもいいけど、やりたいやつ。この種の欲求の塩梅はなかなか難しい。

こういうのには、やるのに適した時間帯というのがあるのかもしれない。

というか「こんな時間だ現象」と名づけておいて、文中で1回しか使わずに終わったじゃないか。なんの名づけだったのか。

※サムネはBlenderにて制作。タイトルは「pigサムライ」

yoshikazu eri

当サイトの運営人。大阪生まれ千葉育ちの87年生まれ。好奇心旺盛の飽き性。昔は国語が苦手だったが『海辺のカフカ』を2日間で読破した日から読書好きに。気づいたら2時間散歩している。

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