あいた間隔としては最長である。１ヶ月ちょっとぶりに届いた日記を読みながら、「ちょっと間隔があいたし、返事も間隔をあけるか」というマジメっぽい思考がよぎりながらも、「いや、気にせずさっと返そう」と書いている。
Re: 書きかけ、に恐ろしく弱い
「やりかけ」をやり切るというのがむずいというのは、とてもわかる。読書に例えると、「読みたい」と思ったときに即書い、即読みはじめるというのがその場の好奇心に乗っかる一番いい方法ではある。
でも、日々やるべきことだったり（そこには仕事、家事、風呂や歯磨きも含まれる）、他の好奇心もあったりするから、なかなかむずかしかったりする。結果、あれほど読みたかった本が「いつか」となり、積まれていく。それはそれで将来の精神的な栄養となるからいいのではあるけれども。
鉄は熱いうちに打て、とは本当によく言ったもんで、そのときの熱量で「書き切って」おかないと、また後から書くときにその温度を合わせるところから始めなくちゃいけなくなる。ぼくの場合、その温度調整を超深層心理で「めんどくせぇ〜」と思っているようで、だからこそ、書きかけの下書き原稿が積み上がっていく。
おれなりに言い換えてみると、「鉄が熱くなったらとりあえず打ってみる」であろうか。読書であれば、その熱を利用して読み切ってもいいし、その熱が続く限り読み進めて、途中で止まってもいい。
ただ、ある程度の「（とりあえずの）完成」が大事であったりするものは、ちょっと複雑になる。初期に熱が入ることは、ハードルが上がることにもなる。熱いうちに打ち切れればいいが、それができなかった場合、その後下がった熱で初期の熱意に向き合わなくてはいけない。
いきなりバフって目標もバフり（そういえば『バーフバリ』って映画あったな）、その後デバフをくらっても目標はバフっているのだ。「過去の自分が最大のライバル」みたいにかっこよく言い換えることもできるが、このズレが起こるととてもこまる。
間隔が１ヶ月ほどあいたことについては、なんら特に思っていない。さっきの話でいえば、「交換日記」というプロジェクトにおいて週に１回ほど交換が行われていたのが実は異常な熱状態で、それが今回でちょっと平温になったようにも思う。とはいっても、おれも人間だから２回くらい「今回はためるなあ」と思ったけどね。笑
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そういえば、最近改めて（改めて思うことがわりと多い。改めるのが人生か）思うのだけど、おれはだらけるのが下手だなあと思う。これは「だらけたい」という欲求があまりないということでもあると思うのだけど、ひとりの休みの日でも朝５時に起き、６時過ぎにカフェにいき作業をして、書店にいって、と時間を有効活用しなくては感が漂っている。
だらける、言い換えると「息抜き」とも言える。今月は本を買うのを抑えたいから、毎週書店にいっているのを散歩とか、別のものに変えるのもありかなあっと。書店楽しいんだけど、頭を回転させているのには変わりない。あ、でもこれが自分なりの息抜きなのかなあ。
まあこうやっていろいろと考えてしまうのが、息抜きっぽくならないのもある。とりあえず頭で考え、選択肢を並べ、「どれがいいかな」とやってしまう。なんも考えずに気づいたらゲームを３時間やっていた、なんてことは１年ほど前にゼルダで奇跡的に起こったくらいである。
あ、でもちょっと前にパステル画をはじめて（いまは止まっているけど）、気づいたら２時間描いてたなんてことはあったな。こういう「気づいたら時間がたっていた」というやつ、なかなかむずかしい。
ちょっと頭つかれてきたから、このあたりで。
p.s. おれは仏教への関心は落ち着いたようで、映画『関心領域』を観た影響でホロコースト、ナチスへと関心が向き、本を読んだり、ポッドキャストを聴いたり、ドキュメンタリーを観たりして、その関心は第一次・第二次世界大戦へと広がりつつあり、それもちょっと落ち着いてきた。
『ビジュアル・シンカーの脳』はうちの本棚にある。とはいっても、おれの本ではない。彼女が買った本で、積読中ということでうれしいことにうちの本棚にやってきて、おれも積読している。積積読というやつだ。読みたい。
『ゴールデンカムイ』は話題作ということで気になっている。最近『王様ランキング』をみて、いまは『RAINBOW-二舎六房の七人』を観ている。本は『マイ仏教』『才能をひらく編集工学』を併読していて、読みたい本は『ビジュアル・シンカーの脳』、再開したい本は『他者といる技法』、特に気になっている本は『観察力の鍛え方』『「何回説明しても伝わらない」はなぜ起こるのか？』『令和元年の人生ゲーム』あたりかなあ。
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