といってもメンタル面の話ではなく、飲み物の話である。さすがに真夏はキンキンに冷えた飲み物を飲みたくはなるが、それを除くとホットか常温で飲みたい。これはインドでの経験がきっかけだ。
25歳のときにバックパッカー旅をしていたとき、2ヶ月インドに滞在した。「お店で出された水は飲まない」など、衛生面での違いで警戒されるインドだが、どうやらぼくのお腹は丈夫だったらしい。友人がラッシーでお腹を下すなか、ぼくはレストランでだされた水を飲んでも平気だった。
「お腹を壊す」レベルの経験はなかったが、「お、ちょっとゆるいぞ」と感じたことは1度だけあった。それは冷たい飲み物を飲んだときだった。しばらく常温か暖かい飲み物だけであったせいか、いきなり胃にキンキンに冷えた液体が流れ込んで、トイレにいく頻度が上がった。
この経験から、帰国してからも冷たい飲み物は避けるようになった。といっても世間は冷たい飲み物であふれているので、適度には飲む。ただ、冷たい飲み物を飲むときは「飲むぞ」と意識するようになった。
まぁ、帰国直後の胃が敏感だっただけの話であって、いまは冷たい飲み物を飲んでも特に問題はない。夏の間は冷たいものを飲むことが多くはなるし。
ただ、インドでの経験で「キンキンに冷えてるのって胃がびっくりするんだな」と学んだ。中国の人は暖かい飲み物をよく飲む、と聞いたことがあるが、これは健康上の理由があるんだろうなと。
ぼくはコーヒーは缶コーヒーを好んでいる。特に理由はない。単に缶に慣れてしまっただけの話。それで、理想はあったか〜い缶コーヒーである。でも春になると少しずつ「つめた〜い」に変わっていってしまう。なぜなのだ。
もっといえば、自販機で常温の飲み物を売ってほしいとさえ思う。コンビニでは最近売られるようになってきた。自販機だと逆に常温を保つのが難しいのか、そもそも需要がないのか。
そんな感じで、世間と温度が合わないような感覚になることがある。これは飲み物の温度もそうだし、仕事や生き方という部類での温度も含まれることもある。健康診断にいくと毎回「低血圧ですね」と言われるから、ぼくは人より低温なのかもしれない。
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