テーマ選別と自己肯定感

いよいよ梅雨っぽくなってきた。昨夜は天気予報を見ながら洗濯機を回すか悩み、今日の昼ごろ晴れるということで今朝回して、干してのこのブログである。

なんだかんだ3日空いたのか。出かけたり、Youtubeプロジェクトの運営方法の調整をしたり、ゼルダでくるった夜ふかしによる10時起き習慣など、いくつか影響があったように思う。

Re: 30000日記に4343思う

「しみじみ」って言葉はいいよなぁなんか。突発的な感情の湧き上がりではなく、埋もれていた感情が対象物によってじわじわと掘り起こされる感じだろうか。

ゼルダを全クリしたことで読書欲が戻ってきていて、「そもそもの問いはなんなん」ということで家の本棚にあった『イシューからはじめよ』という本を再読しようと思ったり、イラレの買い切り版的なAffinity Designerのコースを受けてみたり(グラフィックデザイン)、昨夜オープンソースのプログラミング環境でProcessingというものがあるのを知ったり(コーディングでアートできるらしい)、Apple Vision Proで来年以降変わるアプリのインターフェースについて考えてみたり、ゼルダの拡張パックを買おうかもんもんとしていたり(悩んでる時点でどうなのだろうという感じがあるが、買っちゃえば?という声もあったり)、やけに長々しい文章で最近の興味関心の飛び具合を書いてみる。ながい。

— ☕️ —

あ、そうだ、自分用のアイデア発酵サイトをつくるべく、ワードプレスのテーマを散策していたんだった。ここ3日間くらい探していて、良いのが見つからない。そもそも日本語のテーマは情報整理とかSEO最適化とかデザインよりも内部にフォーカスしたものが多くて、基本的には海外のもので探すのだけど、それでもサムネや画像前提のデザインが多い。サムネなしでテキストのみでちょっといい感じのものを探しているが、まぁ見つからない。

テキストフォーカスなテーマはあるが、投稿を一覧でぱっとパーツのように見てもみたいから、いわゆるグリッド式というか、投稿3〜6つが列で並ぶようなものがいい。これを条件に加えると、サムネ重視なテーマになってしまうようである。

今まで何度かサイトを立ち上げてきたけど、その度に100〜200のテーマを選定してきていると考えると、累計で1000はいくのではないか。一瞬で「これ違う」と判断したものもあれば、吟味したものもある。

これがなかなか集中力を使うもので、しかも「どこかにフィットするのがあるはずだ」と作業していくと、永遠とやってしまう。どこかで妥協しなきゃいけないのだが、昨日ふと「ワードプレス以外の選択肢も考えてみては」と浮かび、最近よく出てくる STUDIOというサービスを見てみたのだけど、そこにあるテンプレはワードプレスのものと大差がなかった。実際にいじってないから、もしかしたらテンプレに頼らずに自力でいじれる自由度が高いのかもしれない。

ただ、独自ドメイン+サーバーでのランニングコストが安い点、デザインバリエーションがそこそこある点、そもそも慣れている点などでやっぱワードプレスかぁとなっている。

理想はNotionみたいなデザインが欲しいのであるが、そういうテーマは調べた限りなかった。じゃあNotionで作ればいいじゃん?となるのだけど、つくるのであれば”自分の島感”がほしく、その感覚によって「投稿しよう」というモチベが生まれる気もする。独自ドメインを設定したとしてもデータはNotionのサーバーにあるのだろうと想像すると、そんな”自分の島感”は出てこない気もしている。

まぁ、コストで考えれば現状のワードプレスを使うほうが追加コストがゼロで良いというのもある。Notionでのサイト制作はもうちょっと調べてみてもいいかもしれない。

— ☕️ —

そういえば話が変わるけど、最近「自己肯定感って高けりゃよいってことじゃないんだな」と思った。どうも「自己肯定感は高いほうがいい」みたいな使われ方をされているような気がしていて、自己肯定感が低かったおれは20代後半に思考トレーニングをして「高いほうかも」と言ったりもしてきた。

でも極論、めっちゃ間違ったこととか、他人に迷惑をかけることをしている人の自己肯定感が高いと、大変なわけだ。自己の行為を肯定して「私は正しい」となってしまう。

だから自己肯定感は低くないほうがいい、くらいのものなのだろうなぁと。高すぎると周りが見えなくなって勘違いを起こすかもしれないし、でも低いと自分を攻撃してメンタルに影響がでてしまう。自己肯定感がめっちゃ低いのに大丈夫な人は、そもそも精神が強い人か、それをアートとかで苦しみながら生める人なのかもしれない。

未知が好きで「スポンジでありたい」と考えている俺としては、自己肯定感は普通くらいにして、場合に応じてそれをゆすって「これ違うかもよ?」と自己に問いを投げかけられるくらいの振り幅があるといいのかもしれない。特に低くはないが、振り幅はある、ただ”低い”ほうへは大きくは振らないよ、みたいな。自己肯定感が低いと自己防衛力に影響するのかなぁ。

そんなことをどこのだれかのツイートをみてふと考えてみたりした。こうやって、ちょっとずつ自分の中の辞書を更新していく。

※サムネはUnsplashより

yoshikazu eri

当サイトの運営人。大阪生まれ千葉育ちの87年生まれ。好奇心旺盛の飽き性。昔は国語が苦手だったが『海辺のカフカ』を2日間で読破した日から読書好きに。気づいたら2時間散歩している。

Leave a Reply

Your email address will not be published.

CAPTCHA