四畳半の話をしてから、自宅の机を区切るよいパーテーションがないか探している。高さは60cmくらいほしいが、卓上になるのでいい商品がない。キングジムが巻き取り式のダンボールでできたものを販売していて「おお」となったが、使い切りかつ10個セットとかで1万を超える。
DIYか、もしくはバナースタンドのようなものが合っているかもしれない。机が横幅2m弱の横長だから、その端っこ60cmくらいを「カフェ気分ゾーン」として区切りたいのである。よく売られている四方を囲うパーテーションはなんか違うんよなあとなっているし。布1枚で区切れて、卓上でいけて、かつ使わないときはどこかにコンパクトにしまっておけるといい。
以前から発信することの温度感として「痕跡を残す」というのを好んで使っている。そのほうが必要以上にきばらなくていい気がしている。たまに自分に言い聞かす「まあまあ、焦らずに」とも通じるやつである。
なにかを発射するんじゃなくて、その発射跡を、だれかが時間差で見つけてくれたら、それでいい。そのとき、連絡をくれたらうれしいし、くれなくてもいい。ただ、痕跡だけ残しておく。落としていくのではなく、「残しておくか」くらいの感じである。いや、「残っちゃった」くらいでもいい。
「新しい道を示す」というのも、ここに通じるような温度感だなあと思う。「これが新しい道だ。ついてこい」ではなく、跡が残っていて、それをみて「そんな道があったのか」と、これまた時間差で発見されるような感じだろうか。
マーシャル・マクルーハンがメディアをホットとクールに分けていたことを、ふと思いだす。確か言葉の認識と逆だったようなーーーここでググるおれーーー高密度、高い参加度のものがホット(ラジオや写真など)、低密度、低い参加度のものがクール(テレビや漫画など)ということらしい。
ぱっと思い出しただけだから、この話がいい感じにつながるわけでないが、参加度(実際は”参与性”と言われている)が高いか低いかでのホットかクールかはイメージがしやすい。まあでも、このあたりは複雑な話なのだろうか。ここでわかりやすく書くというか、ちゃんと理解しようと思考をめぐらす脳は朝にはない。
「跡を残す」という発信の温度感でいうと、熱くも冷たくもなく暖かい(ウォーム)感じがいいのかもしれない。温度センサーで見てみると、オレンジっぽくなっている箇所があるではないか。それが跡である。まあそれくらいの、気をつけて観察してみると「おや」と気づくくらいでもいい。
あと最近、”道”を”未知”とか”満ち”とかって、言い換えたりしている。未知なる道が満ちるとき、ミッチーが現れる。ミチミチと足音をたてながら、「michi」というブランドを売りにくるのである。
ここらへんで。
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