熟考と走り出し

岸辺露伴のドラマはおれも観たいと思っている。映画を観た感じ、ドラマを先にみたほうがさらに楽しめそうな感じもあった。高橋一生の演技でおれの中でぱっとでてくる映画は『億男』かなぁ。あ、シン・ゴジラ、シン・ウルトラマンにも出てたのか。

Re: 黒船来航の高橋一生

『怪物』は観たいとして『渇水』も気にはなっているが、上映前の予告編で「傑作」と言っていて「自分で言うんかい」とつっこんだのはあった。気にはなっている。

そういえば、アジアンドキュメンタリーズに購読していたことをゼルダですっかり忘れていて、この前1本観た。高い山にいってハチミツを採取する男の話で、その蜂の巣の巨大さがすごかった。ある夢を見た人しか採取する資格がない薬になるハチミツ。それをやっている本人は「祟りだ」というところ、なかなか重たい内容ではあった。いろいろな世界があるんだなぁ、と月並みな感想が出た。

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昨日ふと「自分の研究室をつくりたい」と思い立ち、サブドメインをつくってとりあえずWordPressだけインストールしておいた。「アイデアの発酵」という言葉があったりするが、これをやれる場所を持ちたい、という欲求である。

アイデアを発酵になぞらえて、素材、菌、反応、触媒などという言葉を見つけ、いい感じにアイデア→実行のプラットフォームを作れないものか、と図をあーだこーだ作っていたりした。あまりしっくりはきていない。

日常的に浮かんだアイデアをさっと入れておいて、それを閲覧できて、育てることもできて、実行したら分析してみて、そこから抽出したものを次のアイデアに転用する、みたいな流れにしたい。

ただこうやってあーだこーだ考えていくと、結局「投稿のハードル高くない?」となっていた。たとえば、岸辺露伴の映画の感想を投稿するであれば、そこには映画という”素材”があり、なぜそれを自分は見ようと思ったのか?という主観である”菌”があり、この2つが調合されて「面白かった」みたいな生成物が出てくるイメージである。

この分類自体はまぁ悪くないのであるが、映画の感想を投稿するのに素材、菌、調合と3本も投稿するの面倒すぎやろ、という。これを調合1本にして、その中に素材と菌を明記しておけばいいのかなぁ。

うーぬ、でもそうすると素材だけ見るとか、菌だけ見るとかができない。自分の思考、社会にある物質を分類した上での好奇心アイテム一覧みたいな感じで見れたら面白そうだとは思っているのだけど。

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凝るとスタートするハードルもあがったりする。本の末尾が転倒するやつだ。でもこうやって考えるのも好きではある。これをちょっとずつ省エネ化していって、熟考してるのにふわっとスタートできちゃうものをつくりたいものだなぁ。

研究室、ほしい。

※サムネはUnsplashで見つけた脳みそ

yoshikazu eri

当サイトの運営人。大阪生まれ千葉育ちの87年生まれ。好奇心旺盛の飽き性。昔は国語が苦手だったが『海辺のカフカ』を2日間で読破した日から読書好きに。気づいたら2時間散歩している。

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