10年近く前と変わらないもの、変わってるもの

半年ぶりに働きはじめて、新しい生活リズムに慣れよう、整えようとしている。習慣(朝の公園とか)込みで、いつ起きればいいか、いつ出発するか、通勤にかかる時間はどれくらいか、退勤後の疲れ具合はどんな感じか、など。まだ慣れ途中なのはあるが、帰りにスーパーに寄るのがだるい。「行く回数を減らしたい」と味噌とかお米はまとめ買いがいいのか、通販がいいのか、という効率化みたいなことをしていて、これがわりと楽しくはある。

今日は休みで、昨日は「華木だー」とうきうきした。また、新しい世界に入ってきた。新鮮である。

Re: 「ちゃう」が含む「後悔」は「人間らしい」の塊

「わかっちゃいるけどやめらない」を読んでカッパえびせんを想像して、その「カッパ」でそのまま俺の脳は遠野物語を遠くに感じた。

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MY FACEBOOK.COM、なつかしい。あんまり使わない言葉だけど、こればっかりは脳内で「エモい」とつぶやいた。もちろん、自分のページを久しぶりに読んでみる。

continuing:日記。やったりやめたりだけど、また最近再開しました。なんだかんだで続いています。やっぱり自分は”文字”で記録するのが好きなんだなぁと感じています。

変わっていない。2014年というと、もう10年近くも前になる。いまのおれも同じことをやっていて、もしここに「あれから10年後」みたいなページを書くとしたら、一語一句同じでも違和感がないくらい、変わっていない。というかたぶん、めぐりめぐっているんだろう。

ページの通り、”野心家”であったと思う。「これだ」と見つけては猛烈に燃えて突っ走り、そこで日本一、なんだったら世界一を目指せれば、とか思いながら考えながらやっていた20代後半、30代前半だったように思う。これは今はちょっと変化している。

日本一、世界一を目指したい”野心家”としての感情はいまでもあるけど、ここのスイッチを押す難易度が上がっているからーーーなんでもいいから日本一!世界一!でないのが難しいところーーーどちらかというと「背伸びしない」「自然体でいられる」のほうを大切にしようと、こっちに寄ってきている気がする。そこには「やりたいこと」よりも「できちゃうこと」を見つめ直す作業が含まれている。

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そういえば、初めての出勤日に「簡単に自己紹介をお願いします」と言われ、「あ、そういえばそういうのあったな」となんにも考えていなかったおれは、「自分のビジネスを育てつつ、こちらで生活費を稼ごうと思っています」と答えた。言ったあと、「おれイキりすぎじゃないのか。やっちまった」とだいぶ後悔した。

その二日後、同僚に「江里さん、自己紹介のときなんて言われてたんですか?声が小さくて聞こえなくて…」と言われ、同じことをまた言うことになった。違うことを言う選択肢もあったが、おれの自己紹介をしっかり聞いていた人とその人が会話したときに矛盾が発生してしまうと思い、全く同じ内容を二日後に伝えることとなった。

「傷口に塩を塗る」という言葉と、自分のまじめさを思い浮かべた。

※サムネはUnsplashより

yoshikazu eri

当サイトの運営人。大阪生まれ千葉育ちの87年生まれ。好奇心旺盛の飽き性。昔は国語が苦手だったが『海辺のカフカ』を2日間で読破した日から読書好きに。気づいたら2時間散歩している。

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