届いた日記を公園で読みながら、ふと「ひとは1日に思考トークンを何個持っているんだろう」と思ったりした。
Re: 捨捨選択と遊戯無心
人が1日に決断できる量は決まっている、なんて話があったりする。スティーブ・ジョブズは毎日同じ服を着ることで「どの服を今日は着る?」という決断量を節約しているとか、そういうやつ。
ただ今日のおれは、これを”思考トークン”と呼んでみたいらしい。
ブログを書く、内省する、相手に配慮したメッセージを送る、戦略を練る、とかいろいろと脳みそを使う行動がある。で、おれとしてはこういうことは午前中にしたい。あ、でも最近ゼルダで夜更かししてしまっているから、朝は遅めだ。今日は9時に起きた。ということで、起床から4時間以内がよろしい、ということにしておこう。
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仮に毎日もらえる思考トークンが10個としよう。いや、感覚的にはもっと少ないかな。3個としよう。思考トークンを1個消費することで、1つの物事を熟考できる。毎日3つの物事について熟考できたら、そりゃ十分な気がする。ということで3個が妥当ということにしておこう。
朝起きた時点では思考トークンが3個あることになる。午前中に1つなにか熟考すれば、2個に減る。
お、じゃあ午後は2つの物事について熟考できるやん、と思うのであるが、いやいやこのトークン、溶けるのだ。起床した時点で溶解がはじまる。
例えば、午前中ぼーっと過ごすと、お昼12時には2個溶けていて、残り1個になっている。それ以降、0.8、0.7と溶けていき、夕方にはゼロになっているような感覚がある。
だからおれは考え事は起床から4時間以内に行いたい、と感じるのだろう。たぶん、おれの脳ミソはこんな感じで運転されている。
ということで、おれの場合は思考トークンの旬は起床から4時間以内(午前中)である。なまものみたいな感じで、加工もできない、貯蓄をして翌日に繰り越すとかもできない。
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ただ、思考トークンを回復させる方法だってあるだろうと思う。昼寝をしたら1個増えるかもしれないし、散歩とかでリフレッシュしたら0.5個増えるかもしれない。
もっといえば、人と会話することで思考トークンに電撃が走り、一時的なブーストがかかることだってある。ひとりで熟考しているときはトークンの消費スピードは早いが、人と会話しているときはお互いのトークンを出し合っているから、溶解スピードが0.5倍とか、ゆっくりになる気もしている。
人と会話をすることは思考トークンの見せ合いっこでもあるのだろう。話していて楽しかったり、興奮すれば電気が走ってトークンにブーストがかかり、意気投合すればフュージョンして一時的にトークンが3個に回復するとか。マックスを超えて、5個になっちゃうなんていうことだってあるのかもしれない。
無心の状態というのも、トークンになにか起こしていると思う。回復させているのか、溶解を止めているのか、はてはて。
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ちなみにこうしてブログを書くことは、思考トークンの消費は少ない気がする。今までの経験で残っている基礎体力みたいなものも活用しているから、カジュアルに書くのであれば0.5トークンくらいの消費に抑えられている気がする。
あ、そうそう、おれは朝食は軽く、昼食はとらないほぼ1日1食みたいな生活をしているけど、これも思考トークンの溶解を遅らせるためだと思う。空腹だと溶解がゆっくりになる。お腹いっぱいだと消化活動に思考トークンがひっぱられてしまう気がする。
さて、今日はどれに思考トークンを使おうか。しばらく頭の中にトークンを浮かべながら思考活動をしようかなと思ったり。
※サムネは以前のフォトウォークで撮影したもの
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