惰性と迷路

スマホを買い替えるとしたら次はどの機種だろう、と考えてみると、唯一浮かぶ魅力的な機種はnothing phoneだろうか。以前は機材としてスマホを捉えていたけど、最近はたまに写真を撮るくらいだから、そういう側面はそこまでない。最新のiPhoneを買うというのは、もはや「まあとりあえずね」くらいの無難な選択肢になりつつある気がしてきた。惰性乗り換え。

Re: 物欲憑かれ

物欲といえば、直近でほしいものは観葉植物だろうか。すでにポトスはあるけど、最近本棚を増やして部屋のレイアウトを調整した関係で、中型の観葉植物が置けそうなスペースがぽっとできた。緑に囲まれたいみたいな欲もあるわけだが、それを掘ると「人間界とか知らねえ」みたいな存在を部屋に置きたいのかもしれない。

あ、そういえば長らく仮の容器であったポトスの本容器が決まった。小さい水槽である。根っこが観察しやすい容器としては、最終的にこれに落ち着いた。

話は変わるけど、X(Twitter)が全ユーザーに向けての有料化を検討しているというニュースを知って、ちょいと考えてしまった。反射反応としては「ええ、困る」であったのだけど、考えてみると、こうして自前のサイトには月換算で数百円のコストは払っているわけだし、「発信したいなら金払え」というのは、まあ徐々に理解できそうな言い分ではある。月300円とかだったら、払ってもいいかなあとか思ったりしていた。使いやすくなったり、平和になったり、いろいろと良い面もでるかもしれないが(そうならないかもしれないが)、月500円を超えるとちょっと考えてしまいそう。

— ☕️ —

「周辺にこそ面白いものは転がっている」は、いい言葉だなあ。そろそろ充電期間は終わり、来月から動きはじめる自分としても、その”動いた先”の周辺に転がっているものに目を向けてみたいところである。

「この動きをすると、その周辺にはこういうのが転がっていそうだから、となると…」と動く前に頭で考えてしまうのだけは避けたい。出口のない迷路を自分の脳内ではつくりたくはない。それは外部で十分である。とりあえずは。

構造主義とか人類学とかの本を何冊か読んでみて、「人生に意味はない」「自分に核は存在しない」とか身も蓋もないような、希望のなさそうな言葉を、希望の言葉にとらえて、気が楽になってきている自分が最近いる。構造主義は、気が楽になる。

15分ほどで、さっと書いた。久しぶりの流れるままの文章。といってもdeleteキーを10回くらい叩いたけど。

※サムネはUnsplashより

yoshikazu eri

当サイトの運営人。大阪生まれ千葉育ちの87年生まれ。好奇心旺盛の飽き性。昔は国語が苦手だったが『海辺のカフカ』を2日間で読破した日から読書好きに。気づいたら2時間散歩している。

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