小さな水たまりが川になっていく

タイトルは、『花束みたいな恋をした』のシナリオブックに書かれていた、坂元裕二のあとがきからきている。

日記って、書いている時は小さな水たまりのような記録でしかないけど、後から読み返すとちゃんとそこそこ眺めのいい川になっている。

『花束みたいな恋をした』シナリオブック p154より

そういえば最近、交換日記のほかで書いていなかった。とはいっても日々考えていることはある。それをメモアプリに入れたり、週末にA4の紙に書いたり、なんらかのアウトプットはしている。それでも、「非公開」「公開」で分けた場合、後者のアウトプットが交換日記に寄っているような状態はある。

昨夜、冒頭のシナリオブックを一気読みしたのだけど、そのあとがきの「水たまり」「眺めのいい川」の話から、ちょいと書いてみるか、と書いている。そういえば(そういえば、が多いな)、昨夜は頭のなかで「書けそうだぞ」と思ったが夕食の準備をしながら放置していたら、落ち着いた頃には「まあいっか」となっていた。書けると感じたら、その場で書きはじめないといけないのかもしれない。

川に流れてくる何かのように、それを眺めていては過ぎ去ってしまうから、遠目で流れてくるのが見えたらキャッチする構えをしておく。

いつもは5時半頃に起きるが、今日は5時に起きた。といってもアラームが4時半から7時にかけて10回ほど設定されており、そのどのタイミングで起きるか、という話に過ぎない。一発目では起きれない。今日は三発目で起きた。

朝6時だと、もう空は元気いっぱいに明るい。夜の余韻が残る「早朝」っぽい空を見るには、5時過ぎくらいがいいのだろう。もう春だし、だいぶ明るくなるのが早い。

とりあえず、水たまりをぽつり、と。

yoshikazu eri

当サイトの運営人。大阪生まれ千葉育ちの87年生まれ。好奇心旺盛の飽き性。昔は国語が苦手だったが『海辺のカフカ』を2日間で読破した日から読書好きに。気づいたら2時間散歩している。

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