一気に増えるか、毎日少し増やすか

雨が続いている。朝の公園をベランダで済ませつつ「今週はどの映画を見ようか」と思いを巡らす。『TAR/ター』にした。

先々週の映画館で予告編を見て気になっていた。それまで全くノーマークだった。ケイト・ブランシェットがかもしだす、狂気を感じさせるような雰囲気に惹かれ、調べてみたら原作はなく脚本もオリジナルということでさらに観たくなった。上映時間は2時間半、明日が楽しみである。

Re: 悔しいも恥ずかしいもポジティブだもの

届いた日記を読みながら、「つい継続しちゃう仕組み = 没頭ゲームとも言えるよなぁ」とか考えていた。継続したい物事があるとして、それをどう没頭しちゃうゲームに変えるか。ふむ。

— ☕️ —

おれの場合、試行錯誤しているのはYoutubeチャンネルの運営である。

AI系のツールを活用して2ヶ月ほど前に開始、資本主義、AI、名言、スマホ中毒などをテーマに現在5つのチャンネルを運営している。まだどれも登録者は100人以下である。

トーク内容や説明文、動画のタグはChatGPTに吐き出してもらい、そこから Pictory というツールを使うと30~60秒の縦型動画が10分足らずで完成する。Pictoryには年額払いで5万円ほど払ってしまったから、これくらいは回収したい。

さて、全てのチャンネルは毎日1投稿と決めている。となると、合計5本 × 10分で50分ほど毎日時間をかけることになる。

ちなみに、常に予約投稿ストックが1週間分ある状態を保っているから、毎日制作している動画は7日後に公開する動画ということになる。ちょっとさぼったくらいでは毎日投稿エンジンは止まらないから、これがある種の安定剤にもなっている。

— ☕️ —

問題は、丸一日予定があったりで作業ができなかったときだ。これが出てくるとストック動画の本数は減っていくことになる。ストック7本が6本、5本と減っていき、また1週間分のストックをためるために今度は2本 × 5チャンネル = 10本ということで作業が2倍になることがある。

これを何回かやったのであるが、ちょっとしんどい。いうても2時間くらいじゃんと思うのだけど、心理的にというか頭が疲れてきて、休憩もはさんで3時間くらいになったりする。

このYoutube実験は、おれの中ではあくまで”片手間”でやりたいことであるから、この作業で1日の半分が終わるようなことはしたくない。

  1. 毎日5本動画制作(50~60分)
  2. 常に1週間分の予約ストック
  3. 作業できなかった日の分は次回にまとめてやる(作業時間が一時的に120~180分に増大)

上の3つでいうと、最後の3が厄介である。2をキープするために3をやるのだけど、この3が負担になってしまう。

で、最近考え出したのがこの2つの対策。

  1. 毎日10本動画制作(60~80分)
  2. 作業は午後にやる

1については、毎日各チャンネルの予約投稿本数を2本に増やすことで「毎日ストック本数が1本ずつ増える」という状況をつくりだす。予約投稿ストックが7本、8本、9本、10本と増えていくイメージ。これをしておくことで遊びたい日(=作業できない日)が生まれてもストック本数が増えているから「常に1週間分の予約ストック」を保つハードルが下がる。作業時間がちょいと増えるが、2倍に増えるのに比べればだいぶ楽である。

ってか休憩なしでガガガーっとやれば、10本であろうと40分くらいで終わることもある。だいたい休憩はさむけど。本気だせば5分で1本制作くらいの生産性は出せたりする。

2については、これは「片手間でしたい」という欲求につながる。午前は頭脳作業にあてたい(今はゼルダ ゼルダ ゼルダだけど)から、ルール3の状況になると大事な午前中がYoutube作業だけで終わってしまい、午後は頭が疲弊してしまうことに気づいた。考え事は午前中に当てたい。

午前は公園にいって、ブログを書いて、あとはフリータイム、とした。Youtube作業はそもそもあんまり頭を使うような作業でもないから、このある意味で単純作業に近いタスクを午前中にするのはもったいないのである。

もっといえば、それぞれのYoutubeチャンネルの改善案などについて午前中に考えたっていいわけだ。

— ☕️ —

という感じで少しずつ運営方法を調整している。これがベストかどうかはわからないけど、「毎日投稿したい」「片手間でやりたい」という自分の気持ちにうまく寄り添うような方法に少しずつ調整していきたい。

冒頭の話に戻すと、結局は没頭モードになれば、こんなことを考えなくたっていいわけだ。

どうなったら没頭しちゃうか、と考えてみると、それは登録者が伸びて再生数も伸びて「軌道に乗って」楽しくなる、ということなのだろうなと想像する。でも、何事も時間がかかるものだ。継続が一番むずかしい。「ここをどう耐えるか」みたいな平坦なラインを見せる成長曲線みたいなものもあったよなぁ。

耐えるべきときにどう耐えるか、その”耐える”という感情をどうポジティブに変換するか、これは永遠の課題ではあるのだけど、「まぁまぁ、焦らずに」と言い聞かせながら、淡々と続けていきたいところである。

※サムネは以前のフォトウォークで撮影したもの

yoshikazu eri

当サイトの運営人。大阪生まれ千葉育ちの87年生まれ。好奇心旺盛の飽き性。昔は国語が苦手だったが『海辺のカフカ』を2日間で読破した日から読書好きに。気づいたら2時間散歩している。

Leave a Reply

Your email address will not be published.

CAPTCHA