ChatGPT Plusに加入してから1ヶ月がたった。サブスクで考えると高い(月20ドル)が、「優秀なアシスタントをひとり雇う」と考えてみると、いやいや安い安い。月3千円なんてもちろん払い続けますよ、なんて気持ちである。ようは、とても満足している。
特に最近実装された自分でカスタムできるGPTsという機能がよい。おれは目的に合わせて「江藤くん」「宮川さん」と人名をつけて、それっぽい自撮り画像を生成してもらいアイコンにしている。こうすると、アシスタントがどんどん増えていくような感じがして、これが10人、20人と増えていったときも「えーと、川口さんは、たしかメンタルケアの専門だったな」とかってリアルな人を思い浮かべるような感じにならないか、と妄想している。
この前のOpen AIのゴタゴタの影響か、現在はChatGPT Plusの新規登録が停止しているようである。そのうち再開するだろう。他にもClaudeとか今日発表があったGoogleのGeminiも気になる。ChatGPT一択というわけでもなさそうである。
昨日、練習で書いているショートショートの2本目を公開した。5000字を超えてしまったが、この制作作業でもChatGPTにかなり助けられた。最終的に公開したものを読んでみると、ChatGPTのアイデアは半分以下だが、キャッチボールをするなかでアイデアがひらめくことが多い。
あと架空の人物や団体の名称だったり、数年先の日付の曜日だったり、そういうのをちょくちょく質問してアイデアをだしてもらう。実際、いくつか採用している。調べたいことを教えてくれるウェブサイトやサービスはあるのだろうが、それを「メッセする」だけで出してくれるのは、たまにきく「ググらなくなる」なんて言葉の意味もわかるような気がする。
Re: TabとNotion、AとM
サービスを利用してあれこれ整理していたら6時間経っていた、なんていうのはすごいわかる。おれの場合、Obsidianでの環境を構築したときに、なんだかんだそれくらい時間がかかったのではないか。整えるのが好きな自分としては、ついすみからすみまで整えてしまい、時間が溶けていくことがある。
Notionはよく使っている。プロジェクト単位で物事を整理したいときは、ここでページをつくっている。アイデア系のメモはGoogle KeepときどきApple純正のNoteアプリである。
最近、今さらになって、両極端に激しく温度(エネルギー)を費やすことが苦手だと気づいた。
これはわかる気がする。ぱっと浮かんだのは「バズる」ってやつだ。Youtubeで動画を制作していた頃、やはり再生回数を稼ぎたい!バズりたい!なんて気持ちはあったわけだが、一方で「バズるのはメンタル上あまりよくないだろう」とも感じていた。自分のつくりたいもののをいかに想定他者に向けて調整するか、そんな感じで活動しながら「あわよくば」とバズりを期待していたりもした。
いまは、いろいろな物事が”急に大きく”動くことへの心理的抵抗感が増している気もする。急に注目を浴びたり、急に大金が入ってきたり、そういうことを想像すると、それらは自分の心の許容度を超えそうな気がする。気が気でなくなってしまうのではないか、と思ったり。
だから、たまに妄想をしてみたりする。もし、急にめっちゃ注目されちゃったら。もし急に大金が入ってきたら。自分はどう対応するのか。その行動を具体的に考えてみたりする。そうやってーーーまあ妄想好きの延長の行動ではあるけどーーー「急に大きく変わる」という現象を「想定はしていた」という平温へと寄り付かせる(無駄な)考えごとをすることもある。平温が高熱になるのはこまるが、微熱くらいだったらいい。軽い風邪くらいだったら、まあ許容しよう。できればひきたくはないが。
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あと20分で家を出発しなくてはいけないところだが、最後にちょこんと気づきを書いておく。
最近、やりたいプロジェクトが少しずつ増えてきそうな雰囲気がでてきた。要するに「いくつかのプロジェクトを抱えている自分」が見えてきている。それで実際、あれやこれやと日々そのために時間を費やしているのだけど、まあ思考がこんがらがる。だから、毎週水曜日は短編のことを考える日にする、とかって決めてみた。
スクエア創業者のジャック・ドーシーがツイッターのCEOを兼任していたとき、スペースXとテスラのCEOを務めるイーロン・マスク。他にも複数の企業の社長を兼任している人はたくさんいるだろうが、彼らは毎日2つのことをやっているというよりも、曜日で1つに決めているようだった。
それがなんとなくわかるというか、抱えているすべてのことを毎日考えていたら、脳がパンクするだろう。だから、これからやりたいプロジェクトが増えてきたら、曜日で取り組む日を決めようと思う。あとは、仕事中の休憩時間とか、その日単位での時間のかたまりがあったりするから「このときは、これを考える」と決めたほうが思考の透明度も、効率も上がるのではないか。
そうやって決めつつ、つい勝手に浮かび上がってくるアイデアも大切にしていきたい。
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